躾教室

四ヶ月半になった我が家の愛犬マーブル。


狂犬病の予防接種も終りいよいよ散歩デビュー・・・したのは良いが、歩かない&拾い食いをするなど課題もまだまだ多い。


待てやおすわり、伏せ、呼んだら来るなどはできる。


普段の生活だけなら何ら問題なく過ごせるのだが、外に出るとなかなかどうして。。。


そこで全五回。行きつけの病院の躾教室に通うことにした。


気心知れているスタッフがいるというのが選択の基準だ。


初回は仕事の都合で自分は欠席したが、話を聞くと一日だけでもかなり勉強になったとか。


自宅に戻ってからも継続することが大前提だが、躾慣れしているプロのノウハウは参考になる。


その日以降、マーブルとの関係が今まで以上に良くなっているのは言うまでもない。


人間の子育てでも一緒だが、何かちょっとしたきっかけでガラリと状況が変わることがある。


一人で悩まず経験者、その道のプロのアドバイスを参考にしてみることをお勧めする。


全てを鵜呑みにするのではなく、実態に則した形で参考にするのが最適だと思う。

調子に乗って怒られる

褒められると気分が良くなるようで饒舌になる。


更に調子に乗って色々とやりだすのだが、調子に乗り過ぎて最後に怒られる。


一瞬、シュンとはするのだが、「いけねぇ、ちょっとやり過ぎたかなぁ〜」という感じの雰囲気を醸し出していることがある。


こりゃ、確信犯だな〜ということが最近増えてきた。


子供は親が考えている以上によく理解しているものだ。


また、親の言動をよく見ていて学習もしている。


記憶力は間違いなく子供の方が上なので、それを踏まえて色々と言わないと後で整合性が合わずに苦労する。


要は腹を割って表裏無く普通にしていることが一番ということだ。


親が無理して振る舞っても、それが付け刃なのか本質なのかは子供にはわかってしまう。


無理する必要は無いのだ。


そんなことを子供が調子に乗って怒られている時にふと感じた。


子の心、親知らず。

おもちゃの犬

川越祭の時(いつだったか忘れたが随分前)に買ったおもちゃの犬で遊んでいた。


本物の犬がいるにも関わらずだ。


よくよく話を聞くと、どうやら模擬練習をしているとのこと。


先日、ワクチンプログラム、狂犬病予防接種が終り、いよいよお散歩デビューということで一足早く擬似体験をしているそうだ。


首輪やリードに慣らすのが先決なのだが。。。


子供がおもちゃの犬を引っ張りながらサークルの前を行ったり来たりするものだから、我が家の愛犬マーブルは「何だ何だ!?」と目を丸くして目で追いかけていた。


子の心、親知らず。

褒め続ける

同じ土俵で語っては悪いが子供も犬も褒めまくるのが良いようだ。


心に余裕が無いと褒めることもままならないが、褒めることによりその場には良い空気が漂い、気分も明るくなる。


逆に怒る方向に走ると嫌な空気になり、更に気分が滅入る。


実際にどう感じているのかはわからないが、この二日の実験で導き出された答えだ。


子の心、親知らず。

お手伝い

棚の中から飛び出した手提げ袋二つ分の紙の束。


主にカードの明細書や未読のDM、請求した資料だ。


これらの中には個人情報が記載されているものも多い。


多くは利用者の手間を省くように親切心から入力したデータが印字されている、これが結構やっかいだったりする。


子供と一緒に手動シュレッダーをしたが、二時間以上も掛かってしまった。


途中からちぎった紙でお料理ごっこが始まったが、それでも最後までその場で付き合ってくれた。


率先してのお手伝いは最後まで。
お願いしてのお手伝いは途中でバックレ。


まぁ子ども手伝いなんてそんなものか。

様子を見て答える

我が家のマーブルが一番大人しいのは、六歳の子供に抱っこされているときだ。


もうすぐ四ヶ月。
犬は飼い主(相手)を見ると言われるが、何となく意味がわかってきた。


相手を見て、自身の行動をコントロールしている。


どうしていると一番心地良くしていられるかを心得ている。


甘やかせば調子に乗るのは人間の子供と同じだが、愛情を注げばそれなりの反応を示すのも同じだ。


人間の場合、反抗期などもあり、よくわからないことも多いが、犬は固体差はあるがわかりやすい。


実際どう思っているのかはわからないが。。。


犬の心、飼い主知らず。

誤飲事件

子どもの時は一度も無かったのだが、子犬では早くも二度目。


未遂も一回あったのだが、全てに立ち会っていた子供は、非常に落ち着いて母親に指示を出していたらしい。


普段、聞いているようで聞いていないふりをして怒られている六歳の子供ではあるが、実は一度聞いたことをしっかりと覚えていて、かつアドバイスなどは忠実に再現していたりする。


凄いなぁ〜と思いつつ怖いなとも思った。


何気ない一言も覚えているかもしれない。
間違ったことを教えていたらどうしよう・・・。


改めて真正面から子供に向き合わねばならないと感じた。


子の心、親知らず。